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うつ状態の社員との接し方

遅刻の増加、無断欠勤、就業中の居眠り、ミスの多発…。まじめな社員の変節には、注意をはらってください。

うつ病のせいで、夜よく眠れなくなってくると、遅刻が急に増えたり、無断欠勤をしたり、就業中に居眠りをしたり、様子がおかしくなってきます。また集中力が低下するためミスが多くなったり、決断力の低下により仕事が滞ってしまったりします。このようなサインを見つけたら、うつ病を疑ってみましょう。特に50名未満の事業所は、メンタルヘルスの指導外にあるため、自主的に社員の心の健康ケアを行っていかなければなりません。こんなサインを見つけたら、社員全員のメンタルヘルスチェックを行い、その中の一人として発見し、かかりつけ医や専門医へ行くことをすすめましょう。


社員のうつ病サイン

遅刻の回数が増えてくる
無断で欠勤する
就業中に居眠りする
ミスを多発する
その社員のところで仕事が滞る
アルコール量が増加する
人とのつきあいをさける
ぼんやりしていることが多くなる


家族に知らせ、連携できる関係をつくりましょう。
休養させる場合の対応やサポートを調べておきましょう。

軽度のうつではなく、遅刻などをする状態のうつ病になってしまった社員は、ほとんどの場合、会社を休んで自宅療養していくことになります。この際に家族と連絡を取り合える関係をつくっておけば、病気の状況や復職時期についての相談がしやすくなります。万が一、退職をすることになった場合でも、良好な状態で話し合える関係にすることが大切です。
また千葉県では、「うつ病復職(リワーク)支援プログラム」が用意されていますので、調べておき、ご家族にも伝えておくとよいでしょう。


うつ病社員との基本的な接し方

とにかくゆっくり休ませる
まずは会社を休ませ、仕事を忘れさせ、本人のこころやからだに溜まった疲れをとってあげるようにします。

はげましは逆効果。温かく見守る
“がんばりたくてもがんばれない”これがうつ病になってしまった人の悩みです。そのため「がんばって」という、はげましの言葉は、かえって本人を追いつめます。温かく見守ってあげることが何よりもはげましになります。

重要な決定は先のばしにする
決断力が鈍り、優柔不断になっている人に「いつから仕事に復帰するの?」と、大きな決断を迫るのは酷です。自分で決断できるようになるまでゆっくり待つようにします。

重要な決定は先のばしにする
うつ状態にある社員は、「自分に生きる価値があるのか?」といった問題に悩んでいます。つらい気持ちを誰かに話して、少しでも楽になりたいと思っていますので、なるべく話を聞いて楽にしてあげましょう。その際は、「そうだね」「つらいよね」といった共感を示し、「自分などいない方がいい」などという悲観的なことばには、「そんなことはない」ということを伝えます。