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Q&A(一般の方へ)


Q. 家族や友人を受診させるコツ、どうすればいいですか?

Q. 精神科の診療や治療にはどのくらいの費用がかかるのですか?

Q. どのくらいの期間、休養をとればいいのですか?

Q. どんな場合に入院治療が必要になるのですか?

Q. 薬が効かないのですが、飲み続けなければなりませんか?

Q. うつ病の人が自殺をしようとする前の前兆や行動ってあるのでしょうか?

Q. うつ病は、何歳くらいが一番多いのですか?

 
Q. 家族や友人を受診させるコツ、どうすればいいですか?
「うつ」かもしれないと葛藤している人に「あなた『うつ』なんじゃない?」と決めつけた言い方は、禁物です。「最近食欲ないけど、どうしたの?」「元気ないけど、お医者さんに診てもらわない?」「心配だから一緒に病院に行きましょう」と、思いやる言葉で受診をすすめましょう。本人が精神科に難色を示すようであれば、かかりつけの内科医を受診し、そこから紹介してもらうようにするとよいでしょう。


 
Q. 精神科の診療や治療にはどのくらいの費用がかかるのですか?
精神科の治療費が他の科に比べて高いということはありません。健康保険も適用されます。病状にもよりますが、初診時にかかる費用は、初診料と投薬料をあわせて1万円前後。健康保険を利用すれば3割負担(平成23年5月現在)となりますので、3,000円前後です。


 
Q. どのくらいの期間、休養をとればいいのですか?
個人差があり一概にはいえませんが、1~2ヶ月は休養するつもりで治療に臨むとよいでしょう。抗うつ剤がよく効いて回復が著しい場合は、2~3週間で休養が十分な場合もあります。しかし患者さんに合った抗うつ剤がなかなか見つからず、薬の効果が出るまでに時間がかかるような場合には、半年休養が必要なこともあります。会社勤めの人は、長い休養に抵抗を感じる人も多いとは思いますが、長い目で見ると最初にしっかり休養をとりながら治療する方がすっきりと治ります。うつ病を発症したということは、「これまでの生活では心身ともに押しつぶされてしまう」という脳からの警告です。このような状態になったのですから、警告を受けとめ、焦らずしっかり心身を休めて治すことが大切です。


 
Q. どんな場合に入院治療が必要になるのですか?
入院が必要となるのは、患者さんが自殺を図る心配がある時です。専門医にとって、「生きる気力を失い、目つきがうつろな状態になっている」など、明らかに自殺の危険のあるような人は、すぐにピンと来るものです。


 
Q. 薬が効かないのですが、飲み続けなければなりませんか?
抗うつ剤は効果が現れるまで、早くても1週間、人によっては数週間かかります。この期間は薬のしくみの上でどうしても避けられないものなので、しばらくがまんして飲み続けることが必要です。問題は。効果が現れる前に副作用が先にでてしまうことです。このため抗うつ剤を途中でやめてしまう人がいますが、やめるのではなく医師に相談をしてください。あわない場合は他の薬にかえることもありますし、数週間はがまんしてもらうこともあります。


 
Q. うつ病の人が自殺をしようとする前の前兆や行動ってあるのでしょうか?
「生きているのがつらい」「楽になりたい」と言ったり、高いところからぼんやり外を見ているなどの行動があったらかなり危険です。すぐに主治医に報告して指示を受けてください。「死」を感じさせる言動や行動があるときは、家族の中で済ませないで必ず主治医に報告してください。


 
Q. うつ病は、何歳くらいが一番多いのですか?
男性は40歳代が最も多く、30歳代がこれに続き、女性は60歳代、70歳代が最も多いです。男女別ではうつ病・躁うつ病のいずれの場合も、男性より女性の方が多く、女性の場合は高齢者にうつ病・躁鬱病の患者が多い点が男性と異なります。