こころの病名と症状を知る
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こころの病名と症状を知る
こころの"病名"を知る
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精神遅滞(知的障害)

精神遅滞とは、全体的な知能(知的能力)の発達が遅れた状態にとどまるものをいいます。

このため、日常生活を送る上で、知的面での支障をきたすことがあります。

発症率はおよそ 2%で、男女比は約 1.5:1 とされます。

原因は多様であり、先天性の理由もあれば、疾患や事故によるものもあります。

いずれも、発達途上に遅滞が生じた場合を指します。

それ以降の事故による障害や認知症などは含みません。

精神遅滞は、その程度によって分類され、軽度精神遅滞は、知能指数(IQ)50~70を目安とし、精神遅滞の75%程度を占めもっとも多いです。

中等度・重度精神遅滞は、IQ20~50程度の精神遅滞をさし、精神遅滞のほぼ20%とされます。

最重度精神遅滞は、IQ20未満の精神遅滞を指し、精神遅滞の5%に相当します。

精神遅滞であると診断をされた場合、申請すれば 療育手帳 が交付され、様々な福祉支援を受けられます。

(ひだクリニック 肥田 裕久)